7月14日、炎暑の惑星から "Take Us to Earth"のライヴにお越しくださった皆さま、どうもありがとうございました!!
「taKe uS tO eaRth」
〜わたしたちを地球に連れてって〜
出演: mamieMU (テレミン、声) + Haco (エレクトロニクス、声)
客席が宇宙だった〜、こんなライヴはギャラリーgrafのコーディネートならでは。
というのも、フランス人の風船アーティスト ムッシュ・シグリードさんのパフォーマンスでいきなり始まり、帽子アートがまたたくまに作られていったのです。前の列に座っていたお客さんの服装をぱっと観察し、即座に配色を考え、風船をねじったり、破裂させてちぎったり、ハート形をつくったり、その芸は達人の粋を越えています。ターゲットになったお客さんのなかにはYuko Nexus6さんも!その帽子の巨大なことといったらもう。でもおそろしいほどお似合いでした (写真中央)。
★mamieMU + Hacoの演奏は:
天然グラスハープとハウリングポットのアコースティックな音響
テレミンとステレオバグスコープの電磁交信
二声のアカペラとエレクトロニクスのからみ
テレミンとエンピツオルガンのメロディーICによる奇怪なLove Me Tender
という異色メニューでした。
ライヴ終了後にmamieMUこと、まみちゃんは、東京のドラッグクイーンショーのために、シグさんに携帯用の帽子アートをお願いした。たった10分であざやかな仕上がりを見よ! (写真右)
このようにたいへん愉快な一夜になり、tenants展開催中(3/4-8/27)のgrafの親切なスタッフをはじめ、目撃してくださった方々に、感謝の気持ちでいっぱいです!
(写真撮影:左 Yuko Nexus6さん提供、中央と右 by Haco)
★このライヴの感想レポートを日記(mixiサイト)にアップした方がいらっしゃいました。読ませてもらったら詳細でとてもおもしろかったので、ご本人の了承を得て、抜粋にて転載させていただきました。
(以下、執筆者:ももんが小僧さん、2006/07/15記)
7/14(金)、この日はgraf media gmというところでmamieMUさん(テレミン、声)HACOさん(エレクトロニクス、声)のコラボ。そしてフランス人の風船アーティスト、ムッシュ・シグリードさんのパフォーマンスもあり。
サーカスのようないでたちで風船を組み合わせて不思議なオブジェを作るその様は、まるで縁日の大道芸のよう。
そして場がなごんだところでmamieMUさんとHACOさんの登場。まずはmamieMUさんがグラスハープ(グラスに水を入れて縁をなぞって音を出すやつです)、そしてHACOさんがオモチャのボイスチェンジャー(トミー製だ!)で、ティーポットを叩いた音や中の空気の流れの音を変調させる。
旋律とかになる以前の、音響そのものの睦みあい。
ボーッと聴いていると、子供の声やエアコンの音、そして外を走る車のエンジン音といったものまでが、目の前で演奏されている音を要にして、ひとつの音楽になっているような気もして。
音楽と、音楽ではないものが合わさっているのが、世界ではないか。そんなコトまで思いついたり。
そして後半はmamieMUさんがテルミン、そしてHACOさんがラップトップに向かって電磁波をピックアップで拾ったり通電検査に使うテスターのようなものを顔に当てたりして音響場を構築する。
やがて“ララララララララァ…”って、もしかしたらユーリズミックスの「Their Must Be An ANGEL」?なスキャットや、いわずとしれた「ラブ・ミー・テンダー」のメロディが肉声で、そしてテルミンで演奏される、肉声は徐々に変調され、それらがハマるようなズレるような。その感じが不思議だった。
そして改めて思ったけど、語弊があるのを承知で言えば、HACOさんの作る音って、すごく“ポップ”だと思う。ひとつひとつの輪郭がハッキリしてて、曖昧さや思わせぶりなものが感じられなくて、明快な色彩感があって。
無責任な言い方だけど、たとえばHACOさんがJB(もちろん“ゲロッパ”じゃない方ですよ)のリミックスをしたりしたら、どんな風になるのかな?とも思ってみたり。
今回のセットを観ていて、特にコムズカシイとか思うことはなかったのだけれど、それはこのスペースも影響があるんじゃないだろうか。緑のカーペットに白い壁という、明るい感じのスペース。
シグリードさんのパフォーマンスが先述のように縁日ぽい印象があったというのも大きな理由かな。芸術というよりも“一風変わった見世物”を気楽に観ているという感が強くて。
ヨーロッパの町とかで、こおゆうものを観たら、全くなんの違和感も感じないような空気が街の中にあったりするんだろうか? ...
「taKe uS tO eaRth」
〜わたしたちを地球に連れてって〜
出演: mamieMU (テレミン、声) + Haco (エレクトロニクス、声)
客席が宇宙だった〜、こんなライヴはギャラリーgrafのコーディネートならでは。
というのも、フランス人の風船アーティスト ムッシュ・シグリードさんのパフォーマンスでいきなり始まり、帽子アートがまたたくまに作られていったのです。前の列に座っていたお客さんの服装をぱっと観察し、即座に配色を考え、風船をねじったり、破裂させてちぎったり、ハート形をつくったり、その芸は達人の粋を越えています。ターゲットになったお客さんのなかにはYuko Nexus6さんも!その帽子の巨大なことといったらもう。でもおそろしいほどお似合いでした (写真中央)。
★mamieMU + Hacoの演奏は:
天然グラスハープとハウリングポットのアコースティックな音響
テレミンとステレオバグスコープの電磁交信
二声のアカペラとエレクトロニクスのからみ
テレミンとエンピツオルガンのメロディーICによる奇怪なLove Me Tender
という異色メニューでした。
ライヴ終了後にmamieMUこと、まみちゃんは、東京のドラッグクイーンショーのために、シグさんに携帯用の帽子アートをお願いした。たった10分であざやかな仕上がりを見よ! (写真右)
このようにたいへん愉快な一夜になり、tenants展開催中(3/4-8/27)のgrafの親切なスタッフをはじめ、目撃してくださった方々に、感謝の気持ちでいっぱいです!
(写真撮影:左 Yuko Nexus6さん提供、中央と右 by Haco)
★このライヴの感想レポートを日記(mixiサイト)にアップした方がいらっしゃいました。読ませてもらったら詳細でとてもおもしろかったので、ご本人の了承を得て、抜粋にて転載させていただきました。
(以下、執筆者:ももんが小僧さん、2006/07/15記)
7/14(金)、この日はgraf media gmというところでmamieMUさん(テレミン、声)HACOさん(エレクトロニクス、声)のコラボ。そしてフランス人の風船アーティスト、ムッシュ・シグリードさんのパフォーマンスもあり。
サーカスのようないでたちで風船を組み合わせて不思議なオブジェを作るその様は、まるで縁日の大道芸のよう。
そして場がなごんだところでmamieMUさんとHACOさんの登場。まずはmamieMUさんがグラスハープ(グラスに水を入れて縁をなぞって音を出すやつです)、そしてHACOさんがオモチャのボイスチェンジャー(トミー製だ!)で、ティーポットを叩いた音や中の空気の流れの音を変調させる。
旋律とかになる以前の、音響そのものの睦みあい。
ボーッと聴いていると、子供の声やエアコンの音、そして外を走る車のエンジン音といったものまでが、目の前で演奏されている音を要にして、ひとつの音楽になっているような気もして。
音楽と、音楽ではないものが合わさっているのが、世界ではないか。そんなコトまで思いついたり。
そして後半はmamieMUさんがテルミン、そしてHACOさんがラップトップに向かって電磁波をピックアップで拾ったり通電検査に使うテスターのようなものを顔に当てたりして音響場を構築する。
やがて“ララララララララァ…”って、もしかしたらユーリズミックスの「Their Must Be An ANGEL」?なスキャットや、いわずとしれた「ラブ・ミー・テンダー」のメロディが肉声で、そしてテルミンで演奏される、肉声は徐々に変調され、それらがハマるようなズレるような。その感じが不思議だった。
そして改めて思ったけど、語弊があるのを承知で言えば、HACOさんの作る音って、すごく“ポップ”だと思う。ひとつひとつの輪郭がハッキリしてて、曖昧さや思わせぶりなものが感じられなくて、明快な色彩感があって。
無責任な言い方だけど、たとえばHACOさんがJB(もちろん“ゲロッパ”じゃない方ですよ)のリミックスをしたりしたら、どんな風になるのかな?とも思ってみたり。
今回のセットを観ていて、特にコムズカシイとか思うことはなかったのだけれど、それはこのスペースも影響があるんじゃないだろうか。緑のカーペットに白い壁という、明るい感じのスペース。
シグリードさんのパフォーマンスが先述のように縁日ぽい印象があったというのも大きな理由かな。芸術というよりも“一風変わった見世物”を気楽に観ているという感が強くて。
ヨーロッパの町とかで、こおゆうものを観たら、全くなんの違和感も感じないような空気が街の中にあったりするんだろうか? ...
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HACO
HP:HACOHACO.NET
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。
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