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日時:2010年5月28日
「染まり〜29.5の平行音楽 vol.6」
会場:Tranq Room (京都)
出演:
【音楽】藤田陽介 (vocal, guitar, 11's Moon Organ)、Haco (vocal, electronics)
【映像】仙石彬人 (TIMEPAINTING)


藤田さん企画で、満月の夜に行われるシリーズ・イベントに呼んでいただきました。 Tranq Roomで演奏するの初めてです。1階はしゅっとお洒落な雰囲気のカフェで、2階のギャラリー・スペースが会場。
藤田さんのソロのあと、私のソロ、そして一緒にセッションをしました。
仙石さんのTIMEPAINTINGは通しで、じわじわとモノトーンから始まり、だんだんと色づけされてくる緊張感のある展開。

藤田さんの自作パイプオルガンの澄んだ音色。
仙石さんのオーバーヘッド・プロジェクターによる液体ペインティング映像の魔法。
それらが一体となって、心のなかに染みとおっていくようでした。

pipeorgan1.jpg   pipeorgan.back.jpg   sengoku1.jpg
写真左:リハ中です。藤田さんの自作パイプオルガン。ピュアで美しい音色、オブジェとしても際立つ存在感。片手で木箱を引いたり押したり、オルガンに空気を送ります。
写真中:手元を注目。オルガンの台は、手作りカリンバの共鳴板にもなっています。
写真右:2台のOHPを用いて、リキッド・ペインティングをする仙石さん。まるで科学の実験用具のようにも見えます。

monotone.jpg   fujita.guitar.jpg   sengoku2.jpg

写真左:本番開始の藤田さん。
写真中:ギターの弾き語りをしているところ。 繊細でオーガニックなかんじのリキッド・ペインティング。
写真右:「なんだかお料理でもしているような雰囲気ですね」と私が言うと、「けっこうそういう感覚なんですよ」と仙石さん。そういう仙石さんはなんとなく美容師さんぽいというか、術を操る人のオーラがあります。

painting.end.jpg   end1.jpg   tray.jpg

写真左中:セッション終演後、壁に投影されていたタイム・ペインティング。「すっごくきれい!」と思わず声を上げました。
写真右:OHPのトレイ。

「Hacoさんがソロをしている時の映像もすごく素敵でしたよ、よく音と合っていて」と藤田さんが目を輝かせて声をかけてくださった。私はラップトップを鳴らしながら歌ったのですが、自分が演奏する時は、背後で刻一刻と変化する映像を眺めることができず、なんとももどかしいです。お客さんは万歳ですね。あの記録ビデオとか写真とかあればいつか見てみたいなぁ、と思います。
こういう出遭い、コラボレーティヴなイベントっていいですね。
満月の夜に酔いしれました。
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HACO
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。

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