三重県伊賀市の限界地区 「ふるさとづくり上高尾の会」にて、6月23日にフィールドレコーディングのレクチャー (Haco/田尻麻里子) を実施いたしました。 村おこしの一環で、周辺の音を集めてDVD/CDなどの記録を残したい！という発起人の依頼をうけ、View Masters (現音採集観察学会) の方式を応用した、ライブラリーづくりのお手伝いをさせていただくことになりました。もともと、田尻さんが3年間かけて上高尾での様々なプロジェクトに参加していたので、今回誘っていただいたのです。
平均年齢60歳以上という、参加者の皆さまには、まずデジタル・レコーダーの電源の入れ方から始まり、小難しい話はすっとばし、外に出て即実践あるのみです。マイクとニンゲンの耳との特性のちがいなどを、実際の再生音で理解してもらえましたでしょうか。とにかく、参加者の方々の好奇心、フットワークの軽さには敬服させられました。
あとは各自で音さがし (サウンドスポッティング) 。さてさて、どんな音の収穫があるのでしょうか。ワークショップの続きはまた秋以降に。音のレポートが楽しみです。 


風情あふれる上高尾での2日間、民宿ふとみや炭焼き夕食会、夜は蛍鑑賞。
翌日は田植え参加体験チームと合流。
堀りたてのジャガイモや、もぎたてのシイタケ、新鮮かつ贅沢な食材のそろった早めの晩ごはんをいただき、
上高尾の山の幸と澄みきった空気を満喫したのでした。





Photos by Masaru Aoyama, Mariko Tajiri, and Haco