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●Mapping.26.Napping Cats + Tom Hall (from オーストラリア)

日時:2008年4月12日
会場:AD&A gallery

コンサート出演:
Tom Hall (laptop), Mapping.26.Napping Cats (guitar)
Haco (stereo bugscope)
小島剛 (laptop)

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オーストラリアのラップトップ奏者、Tom Hallと、印象派ギタリストMapping.26.Napping Catsによるエレクトロ・インプロヴァイズ・デュオの公演。そのサウンドは「21世紀のムードコア」とも評される。
企画人でもある小島さんは、PAの仕込みから会場レイアウトまで計画していました。AD&Aギャラリーの2階から4階までの階段スペースを利用し、ステージというものはなく各演奏者は任意のコーナーでプレイします。観客は自由な場所で鑑賞することができる、実験的かつ興味深いベントとなりました。

3階事務所付近にて、小島さんのソロは、コンクリート壁で反響する空間特性を存分にいかしたアンビエントな即興音楽。音層がうねって移り変わるミニマルな作風。本番前にアイディアが浮かんで急遽プログラミングしたそうです。さすがぁ、アーツアポリアのカリスマ・ディレクター。自らの演奏形態もTPOに合わせてコーディネートするとは。

2階と3階の中間点にて、Hacoのソロ。今回は久々に"Stereo Bugscope"を持ってきました。2個のテレフォンピックアップでPowerBook G4の機器内部から発する電磁波を拾うパフォーマンス。左右の手の動きとラップトップの画面が、ビデオカメラで撮影されそのリアルタイム映像が、天井へ向けて映写されました。このギャラリーは5階建て全面白壁なので、かなり思い切った使い方もできるんだという好例。

stereo bugscope set.jpg


3階から4階の上り口にて、Tom HallとMapping.26.Napping Catsの演奏。Tomさんは、ソフトウエアAbleton Liveのベータテスターらしく、演奏システムはラップトップにMIDIコントローラー、シンセを併用。最初のうちは漂うドローンみたいな穏やかなサウンドだったが、だんだんと重厚な轟音が空間に渦巻きだした。おやっ、姿が見えないと思ったら、4階の踊り場でNapping Catsさんが、ひとり床に這いつくばりながらギターエフェクターを操作していました。(名前どうりか猫ポーズ!)
Napping cats1.jpg



なるほど、上下空間のおもしろさを活用した抜群のアイディアでした。

このAD&Aギャラリーは、新進アーティストやマルチメディア、音関連の新しい試みにも柔軟かつ意欲的で、大阪北で最も刺激的なスペースのひとつになっていくことでしょう。要注目!
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HACO
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。

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