今月ニュースレターでも案内しましたが、「View Masters 大阪-メルボルン リミックス 2007」の開催がせまってきました。2月3日に展覧会オープニング&レクチャー、4日にトラム・コンサート、18日に一般公募のワークショップがあります。
メルボルンから来日して、大阪市内でリサーチ&滞在制作を行っているネイサン・グレー、ディラン・マートレイル、ジェフ・ロビンソンの3人のアーティストに加え、キュレーターのジェイソン・ハイドソンさんを迎えて、1月23日にVM説明会と会場下見をしました。
まず大阪港のNPO大阪アーツアポリアの事務所に集まり、View Mastersの音観察ライブラリーの紹介などを小島さんのトークで始まりました。展覧会の出品作家、田尻麻里子、宮本博史、ビデオ撮影の山田さん他、スタッフとカジュアルな雰囲気で自己紹介。終わりの頃に梅田哲也くんがひょこっと現れる。本日はアーティスト同士のゆる〜い親善会のような顔合わせ。その後、ジェフさんが音響彫刻を制作中のアトリエを見物させてもらう。
事務所をあとにし、皆で阪堺線の恵比須駅から路面電車に乗り込みました。一日券を買っておくとどこの駅にも降り放題なので、リサーチにはもってこいです。わたしとしては、昨年末に角田俊也氏とコラボレーション作品制作のため、貸切電車でひたすら録音に没頭していた経路ですが、今日はまったく様相がちがってちょっとした遠足気分。終着、「浜寺駅前」で下車。
ちょっと歩いてすぐ南海電鉄の浜寺公園駅が見えてきます。1907(明治40)年に建てられた白い洋風駅舎、その昔この地区は行楽地として大阪からのリゾート客で賑わったのをうかがわせる美しい駅。「近畿の駅」百選認定、およびに国定の有形文化財に指定されているそうです。左右対称のアーチの柱で支えられた玄関の軒の右側が、目的地の浜寺公園ステーションギャラリー。さて、全員で会場の下見に入ります。このギャラリーは元駅長室と前に聞いていましたが、他の資料によると1, 2等の乗客用の待合室だったとのことでした。高い天井から上品な照明灯が吊り下げられ、ガラス戸のデザインもレトロな美を感じさせます。2つの暖炉跡もそのまま保存されています。いまは展示用パネルが壁に添って複数取りつけられ、ギャラリーとして再利用されています。現場に居合わせたアーティストとディレクターたちで「View Masters リッミクス展覧会」のためのインスタレーション作品や資料アーカイヴの設置場所を打ち合わせしました。2部屋で床面積はさほど広くないので、レイアウトを考えるのはそう容易くありません。通常はロックされている奥の扉を開けるとプラットフォームにつながっており、ギャラリー内でも電車の走行停止の音がもろに伝わってきます。なんともシュールなロケーションで、一風変わった展覧会になりそうです。一見の価値有りなので、ぜひみなさん、3日〜18日の会期中 (入場無料) にお立ち寄り下さい。ここでレクチャー、ワークショップというのもまた珍しい体験になりそうです。
そして、4日の阪堺線トラム・コンサートについては、予約者が60名を越えた場合は2車両編成にする可能性もあるいうことでした。路面電車のなかで4つのコンサート、参加者自身が乗客になって運ばれる、とっておきの移動時間を共有したいものです。わたしも観客の一人になりすましますので、車内でお会いしましょう!
※View Mastersのイベント参加はすべて予約制になっていますので、お早めに下記アーツアポリアまでお問い合わせくださいね。
■予約・問い合わせ先■
NPO大阪アーツアポリア(担当 コジマ)
〒552-0021大阪市港区築港2-8-24piaNPO305号室
Tel / Fax:06-6599-0170
E-mail:viewmasters2007@yahoo.co.jp
※電話、ファックス、メールで受け付けます。定員になり次第、締切ります。
メルボルンから来日して、大阪市内でリサーチ&滞在制作を行っているネイサン・グレー、ディラン・マートレイル、ジェフ・ロビンソンの3人のアーティストに加え、キュレーターのジェイソン・ハイドソンさんを迎えて、1月23日にVM説明会と会場下見をしました。
まず大阪港のNPO大阪アーツアポリアの事務所に集まり、View Mastersの音観察ライブラリーの紹介などを小島さんのトークで始まりました。展覧会の出品作家、田尻麻里子、宮本博史、ビデオ撮影の山田さん他、スタッフとカジュアルな雰囲気で自己紹介。終わりの頃に梅田哲也くんがひょこっと現れる。本日はアーティスト同士のゆる〜い親善会のような顔合わせ。その後、ジェフさんが音響彫刻を制作中のアトリエを見物させてもらう。
事務所をあとにし、皆で阪堺線の恵比須駅から路面電車に乗り込みました。一日券を買っておくとどこの駅にも降り放題なので、リサーチにはもってこいです。わたしとしては、昨年末に角田俊也氏とコラボレーション作品制作のため、貸切電車でひたすら録音に没頭していた経路ですが、今日はまったく様相がちがってちょっとした遠足気分。終着、「浜寺駅前」で下車。
ちょっと歩いてすぐ南海電鉄の浜寺公園駅が見えてきます。1907(明治40)年に建てられた白い洋風駅舎、その昔この地区は行楽地として大阪からのリゾート客で賑わったのをうかがわせる美しい駅。「近畿の駅」百選認定、およびに国定の有形文化財に指定されているそうです。左右対称のアーチの柱で支えられた玄関の軒の右側が、目的地の浜寺公園ステーションギャラリー。さて、全員で会場の下見に入ります。このギャラリーは元駅長室と前に聞いていましたが、他の資料によると1, 2等の乗客用の待合室だったとのことでした。高い天井から上品な照明灯が吊り下げられ、ガラス戸のデザインもレトロな美を感じさせます。2つの暖炉跡もそのまま保存されています。いまは展示用パネルが壁に添って複数取りつけられ、ギャラリーとして再利用されています。現場に居合わせたアーティストとディレクターたちで「View Masters リッミクス展覧会」のためのインスタレーション作品や資料アーカイヴの設置場所を打ち合わせしました。2部屋で床面積はさほど広くないので、レイアウトを考えるのはそう容易くありません。通常はロックされている奥の扉を開けるとプラットフォームにつながっており、ギャラリー内でも電車の走行停止の音がもろに伝わってきます。なんともシュールなロケーションで、一風変わった展覧会になりそうです。一見の価値有りなので、ぜひみなさん、3日〜18日の会期中 (入場無料) にお立ち寄り下さい。ここでレクチャー、ワークショップというのもまた珍しい体験になりそうです。
そして、4日の阪堺線トラム・コンサートについては、予約者が60名を越えた場合は2車両編成にする可能性もあるいうことでした。路面電車のなかで4つのコンサート、参加者自身が乗客になって運ばれる、とっておきの移動時間を共有したいものです。わたしも観客の一人になりすましますので、車内でお会いしましょう!
※View Mastersのイベント参加はすべて予約制になっていますので、お早めに下記アーツアポリアまでお問い合わせくださいね。
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HACO
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歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。
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