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東日本大震災から1ヶ月が経ちました。
地震のうえ、津波、原発と未曾有の大災害で、
亡くなられた方々や、大切な人を失った方々、今も避難し続けている方々、
原発事故の処理にあたっている方々のことを思うと、
胸がしめつけられて、うまく言葉もでてきません。

95年の阪神大震災で罹災した時には、わたしの住んでいた西宮市の地区でも、
1ヶ月間ガスと水の供給が停止状態でした。
地震直後に、愕然としながら近辺を歩き回りました。
ぺしゃんこに全壊した家々、陸橋の上に高速道路が崩落、
5階建てのマンションの数階が圧しつぶれて大きく傾いていたり、
そんな自然災害による壊滅的な様子を目の辺りにして、
自分の住処が持ちこたえ、「生きている」ことが奇跡のように思えました。
ですから、ガスや水がなくても、お風呂に入れてもらうために大阪の知人宅へ向かうのに、
まだ復旧していない電車のレールの上を数駅も歩きつづけても、ぜんぜん辛いと思いませんでした。
須磨区の実家の方は、家の床が傾き柱が歪んでしまいました。
父母は余震を恐れて弟の車の中で1晩眠り、避難所から仮設住宅へ移って、1年半暮らしました。
そのころ、自衛隊が設置した仮設浴場や地方から支援してくれた方々の炊き出しが
たいへん有難かった、と今も語り合っています。
お互いに思いやりながら声をかけ合って、「希望」をもてば、ヒトは乗り越えられるものなのです。

ただ、この度の甚大な災害には、津波によるものと、原発による事故という人災が重なっています。
阪神・淡路大震災の教訓はいかされているでしょうか?
政府の対応の遅れ、情報が隠蔽されているのではないか?という疑問は事故発生3日後あたりから、
うすうすと感じはじめた人も多いはす。

先月中旬に、東京から姪っ子0歳8ヶ月と義妹が神戸に疎開してきました。
おてんばではいはい、もう目が離せない時期です。今はいったん東京に戻っているのですが、
ミルクをつくる安全な水の確保など、家族ともども気がかりではあります。
東京と神戸を行き来する機会が度々ふえることでしょう。

赤ちゃんや幼児の健康の心配、当然のこと。
そして次の世代に、十何年も冷却にかかる原発の後片付けを押しつけなければならないこの状況。
事態がすこしでも良くなるように、「希望」がもてる変化が起こりますように、
地球に棲息している生きものの一つとして、願わずにはいられません。

音楽やアートの表現については、自らの内なる声に耳をかせばいい。
それぞれができるタイミングで。
それぞれがちがう感性でもって。
過去、現在、未来をつないでいく精神世界の絵巻として。
それもヒトにとってもう一つの生きること。

海外の友人、アーティストたちからも、今回の震災後の状況を気づかったり、
お見舞いのメールをたくさんいただきました。ほんとうに有難く思っています。

毎年咲いてくれる桜に、希望をこめて、復興への祈りをこめて
come into bloom..

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HACO
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。

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