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ずいぶん前のギグになりますが、写真を整理していたら記憶が蘇ってきてブログにアップしておこうかな、という気になりました。 (実はmixiのフォトアルバムには保存していたんですけどね)、ライブの記録は、できるだけレポートに残しておきたいと思いまして。 "忘れたころに"、ですみませんが、どうぞお付き合いくださいませ。すこしだけ過去を振り返るのもいいもんです。

* * *

日時:2010年5月24日
「ウィーン電子音響モダンナイト」
Wien Electroacoustic Modern Night
- 電子音響界を席巻するオーストリアの先鋭アーティスト5人 -
会場:旧グッゲンハイム邸(神戸、塩屋)
出演: SKYLLA: Billy Roisz (laptop - kluppe, turntable) + Silvia Fasssler (laptop - lloopp, electronics)
Noid (cello, electronics)
Klaus Fillilp (laptop - ppooll)
Tim Blechman (laptop - supernova)
+
Haco (voice, electronics)
Ali Morimoto (sampler, gameboy)



7人の演奏者がオーディエンスを取り囲むような格好で、変則サラウンドのスピーカー・セッティングになりました。7人というのに電子音がうすーい感じで重なり、所々でソロ、デュオあり、ひじょうに雰囲気のある好イベントになりました。NoidとBillyの短いビデオ作品もセットの間に挟み込まれました。
なんせ月曜日で午前中までじゃじゃ降りの雨だったので心配していたのですが、けっこうお客さんが入って、熱心に耳を傾けてくださいました。感謝感謝!ウイーン勢もたいへん喜んでいましたよ。


noid.klaus.jpg   ozabuton.jpg   tim.silvia.jpg
写真左:サウンドチェック中。Klausさん(右)の背後あたりの壁にビデオ作品も映写されました。 今夜のNoidさん(左)はチェロのアコースティックをいかした演奏に徹する。
写真中:客席用のお座布団。大きくて上等、リビングっぽいですね。
写真右:さすがグッゲンの雰囲気が似合う方々。じつはサウンドチェックの隙にネットにアクセスしてたりする。

ali.morimoto.jpg   yamajiseimen.jpg   skylla2.jpg
写真左:グッゲンハイムの主、森本アリくんもゲームボーイとサンプラーで参戦。PAとライトの操作も。
写真中:本番5分前、山路製めんの手作りうどんに舌鼓をうつ出演者たち。 打楽器奏者の山路智恵子さんが四国で修行してきた本格派うどんメニューです。
写真右:本番中のSKYLLA

by.shizuka-san2.jpg  
えへっ、この写真は客席からSさんが撮ってくださったもの。写りが暗かったので補正したらレトロ調になりました。

印象深かったのは、1部のセッション中、Noidさんが確信的に扉を開いたとたん、外の風景と演奏が交わりました。すぐ線路沿いの列車の音が飛び込んできました。
ひと味違ったグッゲンハイムのモダンナイトを満喫しました。



日時:2010年5月27日
「MusicImprovisationSeries」
会場:中崎町common cafe (大阪)
出演:
Noid (cello, electronics)
Klaus Fillilp (laptop - ppooll)
Tim Blechman (laptop - supernova)

江崎將史 (trumpet, etc)
Haco (voice, electronics)


nakazawasan.jpg   common.cafe.jpg   tim.ezakisan.jpg
写真左:コモンカフェでセッティングするのにも、彼らの音響への拘りは生半可ではありません。店の端に置かれていたJBLのスピーカーを目ざとく指さし。「僕これ、使いたい」とTimさん。 定番のスピーカーと合わせて4チャンネルPAにトライしてみたものの、うまくいかなかったので結局JBLのスピーカーをメインに切り換えることになりました。中沢さんは「なんでもやってください」と苦笑いしながら快く協力してくださる。
写真中:そして彼らはマイペースでもあります。
写真右:前半は「ウルトラ・クワイエット (超静謐) なものをやりたい」と意気投合したTimと江崎さんのデュオ。わざと後ろ向きにしたJBLのスピーカーから空気のように微かな低音が出たり消えたり。江崎さんはトランペットのマウスピースを取り出しヒューヒューという弱音のみの演奏 (もちろんマイクは通さず)。約30分のあいだ床に置かれたトランペットはついぞ手に取られることはなかったです。私はこの地下の入口ドアの近くに座って聴いていたのですが、地上の車の走る音なのか、Timの出した音なのか区別がつかないくらい抑えられた音量でした。江崎さんですら、「今まででいちばん音小さかったかも」と言ってニヤリとしていました。

後半はNoidさん、Klausさん、私のトリオ。前半でイメージかたまったせいか、やはり静かめの電子音響&アコースティック即興になりました。とくにそれを目指していたわけじゃないのだけれど。私はさいごに一か八かでバグスコープも使ってみました。Timのスリープしたノートパソコンの電磁波の音を拾ってみたのですが、バリバリ、ジージーという音がJBLから鳴っておもしろかったです。

コモンカフェという客との近距離空間ならではのパフォーマンス。ウイーン勢と落ちつくところに落ちついた感のあるギグでした。
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HACO
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。

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