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最近、ノルウェイのデジユニットAlogのメンバー、ラップトップ奏者のエスペン・ソマー・エイドさん (aka. Phonophani) とコラボレーションしました。彼のソロアルバムの一曲のためにヴォーカル・トラックを委嘱。
エスペンはノルウェイの第二都市ベルゲンで毎年開催されているTrollofonフェスティバルのキュレーターでもあります。2005年春にわたしも参加させていただきました。風光明媚で坂の多いベルゲンの街のシンボルともいえるトロリーバスの中で三日間乗り合いコンサート。その時、わたしのステレオ・バグスコープで電気バスの電磁波を拾うパフォーマンスをしてほしい、という前代未聞の提案をしてくれたのは彼です。その時の詳しいレポートは過去のブログにあります↓
http://blog-haco.diskunion.net/Entry/3/
http://blog-haco.diskunion.net/Entry/4/

espen.engineer.jpg

(写真は、ベルゲンのトロリーバス内で仕込み中の撮影。奥の方に立っているのがエスペンさん。前方はエンジニアさんです。)

2004年にAsh in the Rainbow(坂本弘道+Haco)でヨーロッパツアー中、スイス地方都市デュディンゲンでおこなわれた野外フェフェスティバルで演奏した際に、同夜に出演していたAlogと遭遇。その時以来、交友は続いています。
ところでみなさん、「違う国の人なのになんだか知人に似ている!」ってかんじたことありませんか?エスペンは、わたしにとってまさに「ノルウェイの大谷安弘さん」というイメージなのです。コンピュータに強く気骨があるけどほんわり、しかも見た目がミュージシャンらしからぬフツーの人 (?)。大谷さんとは今月21日に神戸ジーベック「BaraのRadio」で共演するのが楽しみ。うふふ、めぐり合わせですかね。

エスペンに話を戻すと、Trollofonフェスティバルでは自分は演奏せずにしっかり世話役に回っていました。ケータイ電話 (もちろんノキア) をイヤホンとマイクを使って通話するタイプの人物です。
今回のコラボでは、「これこれで直接サーバーにアップロードできるよ」と彼からメールで指示されたので、録音済みの7つのヴォイス・トラックとサブミックスのサウンドファイルを収めたフォルダーごと直接納品することに。FTPクライアントを立ち上げて、教えてもらったパスワードでログイン。(おやおや、相手先のサーバーにお邪魔してます..) と気兼ねしつつ、約1時間でアップロード完了。

数時間後にエスペンからメールが飛んできて、「ダウンロードしたら返事するよ」。その40分後に「今サブミックス聴いてるけど、見事な (stunning)トラックだよ! 」と上々の反応が返ってきました。この手軽さと迅速さ!まるで近所の兄さんとやり取りしているような感覚です。とてもノルウェイー日本の距離間じゃありません。

ほっ、作業完了。あとは彼が素材をどう料理するかです。コラボ曲の進展が楽しみでしかたありません。



このヴォイス・パートは日本語で歌っていて、"虞美人草 (ひなげし)"をモチーフに歌を書きました。古代中国の虞妃の悲劇にひっかけいたってシンプルな詞になりました。で、これを機に、以前から興味をそそられていた夏目漱石の「虞美人草」も真面目に読んだりした。ポピーは昔から世界のあちこちに見られる野花だから、いろいろとイメージが広がればいいな、と思っているんです。
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HACO
歌手作曲家、プロデューサー、サウンドアーティストとして精力的に活動中。
元アフターディナー、ホアヒオ、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)を主宰。
隔月刊ニュースレター配信中。

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